かんぽに最大1万人出向へ
日本郵政グループが、保険営業に携わる日本郵便の郵便局員らを来年春にかんぽ生命保険へ出向させることが25日分かった。
対象は最大1万人規模に上る。2019年に表面化した保険不正販売の再発防止の一環で、営業職員への指導を徹底するのが狙いだ。
日本郵政と日本郵便の社長からのメッセージで郵便局員らに25日に通知した。
不正販売の多くは郵便局員が関わっていた。このため、かんぽ生命の管理下に置き、専門的知識や営業ノウハウを習得させる。
これまではかんぽ生命から日本郵便を通じて指示を出していた。
郵政グループでは、転籍扱いにすると本人の同意が必要だが、出向は不要だという。
国家公務員の退職金「3000万円超」はどれ程いるか
もうすぐ3月。窓から差し込む柔らかい光が、コロナ禍の憂鬱をいくばくか和らげてくれる気配がしますね。
春は別れと出会いの季節。熟年世代のみなさんの中には、長い現役生活にピリオドを打たれ、定年退職される人も多いでしょう。
サラリーマンや公務員といった「おつとめ」の皆さんの多くが、老後生活の原資として期待するのが退職金かと思います。
その中でも、特に公務員の退職金は多そうだ、というイメージを持たれる方も少なくないのでは?
今回は、その中でも国家公務員の退職金について、「3000万円を超えている人」がどのくらいいるのか、そして、「3000万円超える条件」などについて、内閣官房公表の資料などをもとに深掘りしていきます。
国家公務員の退職金、平均どれくらいもらえるの?
もし10年前にコロナ禍が起きていたら--「Zoomになれなかった」スカイプ
コロナ禍で一気に導入が進んだテレワーク。それとともにテレワーク・アプリとして世を席巻したのがZoomだ。
リンク一つで立ち上げられ、PCでもスマホでも途切れることなく対話できる使い勝手のよさで支持を集める。
だが、この分野はZoomがパイオニアというわけではない。
ちょうど10年前、この分野を席巻していたのは全く別のサービス、スカイプだった。
2010年12月時点でユーザー数は6億6300万人に達し、音声・動画通話の累計時間は年2070億分という天文学的な数字を記録。
米調査会社テレジオグラフィーのリポートによると、2012年の国際電話トラフィックの3分の1強がスカイプによるものだったという。
世界で一世を風靡したスカイプはなぜ失速したのか? Zoomと明暗をわけたポイントはどこだったのか。
(取材・文:高口康太/撮影:殿村誠士/Yahoo!ニュース 特集編集部)