「生涯1社はありえない」複業を希望する大企業若手社員たち
総理大臣も復業を奨励する今、
日本の大手企業に勤める若手の7割以上が「兼業・副業に興味がある」——。と答えている。
大手企業45社の若手有志による団体が、若手中堅社員1600人に聞いたアンケートで、こんな結果が出た。
現役の社員ら高度な知識をもつプロフェッショナルと、その知見を求める人を1時間からマッチングする副業が
もっぱらのスポットコンサルティングサービスも、登録者が3万6千人に達し、この1年で倍増した。
かつてはお小遣い稼ぎや副収入といった目的が専らだった副業の概念に、大きな変化が起きつつある。
福利厚生や年収にも比較的恵まれている層がなぜ今、「副業・兼業」なのか。
収入よりもステップアップ
大企業に勤める若者による有志の団体、One JAPANが「働き方」について行った意識調査は、回答者1600人のうち、
8割が大企業で働く25〜39歳、半数以上が従業員1万人以上の会社勤務だ。この層の副業・兼業への興味の高さが浮き彫りになった。
※副業に消極的な日本の経営者
※本業に生かせる他流試合の場に